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朝夕が肌寒くなってきました。
今日はクローズドのコンサートですが
メンデルスゾーンの真夏の夜の夢や
カルメンのリハーサルがありました。
真夏の夜の夢はメンデルスゾーンが
17歳の時に序曲を書き、それから17年後
ベルリン芸術アカデミーの職についていた頃、プロイセン国王ヴィルヘルム4世からの依頼で作曲されました。あまりにも
有名な結婚行進曲が入っているのも
この曲です。序曲は音数が多く、
オーディションのオケスタにも
でる曲ですがいつ弾いてもやっぱり
同じところが引っかかるし、
小難しいです。
が、美しいメロディは弾いていて
とても幸せな気持ちになります。
そして明日からは金子三勇士さんの
ピアノ協奏曲二曲の伴奏リハーサルが
始まります。
リストとベートーヴェンの皇帝です。
最近息子が伝記本にはまっていて、
ついでに私も読んでいますが、
「我が辞書に不可能という言葉はない」の
ナポレオンの伝記を大変興味深く読みました。
ベートーヴェンが作曲した『皇帝』とナポレオンと結びつく事実があるのかな、と今まで思っていたのですが、この作曲当時すでに、ベートーヴェンが住んでいたウィーンにナポレオン率いるフランス軍が侵略していて、砲撃され動乱の中で書き上げたようです。
タイトルはベートーヴェン死後に出版人であるJ.Bクレーマーが名付けて定着していきました。
息子はナポレオンの伝記を読み一言
「どうしてこの人こんなに戦ってばかり
いるの?」でした。
まだお席はあるようですので
ぜひお越し下さい。